私が思う、育休取得のためのイロハのイ。
自分自身が育休取得→職場復帰をしてもうすぐ丸2年が経とうとしています。
他の育休経験者の男性の方と同様に、周囲から「(男性の育休取得率を上げるために)育休を取得したい男性はどうしたらいいと思いますか?、アドバイスはありますか?」と訊かれることが少なくありません。
この質問に対して、答えは一つではないと僕は思っています。
業界や職場環境、自分自身のキャリア等によって大事なポイントは違うような気がしています。
ここでは、自分自身のケースを具体例にして考えてみたいと思います。
僕は「地方公務員、事務職、入庁8年目」に育休を取得しました。
その件で1番大事だと感じたのは「早い段階で周りに言いふらす」ということです。
「子どもが出来たら、育休取ります」という話を、子どもができる前から少しずつアピールしていました。
ささいな日常会話の中に、飲み会の席での話のネタに、「言いふらす」ように周りの人に伝えていました。
その結果、良くも悪くも「〇〇は子どもが出来たら育休を取るらしい」と周りから認識してもらうことで、実際に育休を取りやすくなったと思います。
そして何より、周りから「育休取得を応援してくれる人」を見つけることもできました。
子育ても、育児も「自分ごと(プライベート)」ではありますが、そこは社会人の世界です。
職場での同僚や上司、後輩からのサポート(応援、援護射撃)があって「うまくいく」のは間違いありません。
本質的には未婚既婚も関係ないのかなと思います。
社会人男性が「育休取得」を考えるならば、何かの機会につけて「自分は育休取りますよ」と周りにアピールしておくことが大事だと僕は思います。